*文化財切り取り、膨大な調査対象

*文化財切り取り、膨大な調査対象

記事年月 2019年7月-9月
号数 84
媒体 国内
大分類 【A-8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック
記事タイトル *文化財切り取り、膨大な調査対象
本文テキスト  岩手県立博物館の学芸員が金属製の文化財を無断で切り取っていたことが6月に発覚した件を受け、岩手県教委は7月8日、同館が5932点の文化財を全国の自治体や機関から預かっていたことを記者会見で明らかにした。文化財の切り取りは2014年にも同館内で問題になったが、限定的な対象のみ認定され、公表もされなかった。今回はすべての文化財を調査対象とし、計76点の重要文化財は優先して調べる方針を明らかにした(毎日・東京7/9)。 この件について、文化財の保護や調査などを行う研究者らがつくる日本文化財科学会ならびに日本考古学協会は、社会的信頼を損なう行為であるとして非難する声明を公表している(毎日・東京7/30)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る