*代替わりに際して神宮大宮司のインタビュー

*代替わりに際して神宮大宮司のインタビュー

記事年月 2019年7月-9月
号数 84
媒体 専門紙
大分類 8月
国名 日本
トピック 神社新報
記事タイトル *代替わりに際して神宮大宮司のインタビュー
本文テキスト  退位に先立ち上皇は伊勢の神宮にて親謁の儀を行ったが、即位礼・大嘗祭の後には今上天皇も親謁の儀を行う予定である。代替わりに際して神宮が注目を集める中で大宮司の小松揮世久氏にインタビューが行われた。北白川宮能久親王の曽孫にあたる同氏は三菱銀行や三菱財団等に勤めた後、2017年に大宮司に就任。皇位継承に伴う様々な儀式は、神話に見られる「天壌無窮」「宝鏡奉斎」「斎庭の稲穂」の神勅と「現世(うつしよ)」をつなぐものであるとし、三大神勅が古代から受け継がれ、近代に制度化されて現在に至っている点に神道の宗教としての特徴があると述べる。近年世界的に見られる「自国第一主義」に危惧を示しつつ、そのような中で「日本的な倫理観」と神社の果たす役割を同氏は強調している(3日付)。
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