*韓国発の「摂理」、日本で社会問題に

*韓国発の「摂理」、日本で社会問題に

記事年月 2006年6月-8月
号数 32
媒体 国内
大分類 【A-5.新宗教】
国名 日本
トピック 摂理
記事タイトル *韓国発の「摂理」、日本で社会問題に
本文テキスト  韓国で教祖・鄭明析(チョンミョンソク)氏が女性信者への性的暴行を行なったとして社会問題化した「JMS(教祖の英語表記Jhung Myong Sukの頭文字、日本名「摂理」)」が、日本でも社会問題化している。摂理は、キリスト教の聖書を独自に解釈し教義としている集団で、韓国で1980年代に設立された。当初は、「モーニングスター(MS)」と名乗っていた。
 韓国では1999年、元信者の女性を拉致・監禁した事件で集団の異常性が表面化し、社会問題となった。教祖は国外へ脱出。2003年にはソウル地検が、強姦容疑の逮捕状を取得、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配した。現在も身柄は拘束されていない。1999年には、脱会者団体「エクソダス」が組織され、脱会相談や教祖に対する告訴を手がけている。
 日本での活動は、15年以上前にさかのぼり、1989年頃から信者の親による脱会相談が出始めている。日本での信者獲得は、大学でのサークル活動を装い、東京大、早稲田大、京都大、関西大などの有名大学で行なわれている。日本人信者を対象とした合同結婚式も行なわれており、2006年春までで、計6回、150組以上の男女が参加している。さらに教祖の逃亡先の各国で、日本人女性が教祖に呼び出され、性的暴行を受けた被害も報告されている(週刊文春 6/1、朝日・大阪 7/28-8/1他)。このような被害報告を受けて、信者の脱会支援に携わる渡辺博弁護士は、8月9日、教祖の側近で、首都圏の信者組織のリーダー的存在である韓国人女性らを出入国管理法違反容疑で告発することを決め、翌10日に告発状を千葉中央署に提出した(朝日・大阪 8/10他)。
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