*浄土、曹洞。両宗議会での事件対応
| 記事年月 | 2007年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 34 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 3月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 仏教タイムス |
| 記事タイトル | *浄土、曹洞。両宗議会での事件対応 |
| 本文テキスト | 浄土宗の定期宗議会が6日-10日、京都市の宗務庁で開かれた。元財務職員による7億4、500万円の損失については、教学福祉奨励資産・基本資金部の積立金で補てんし、新たに「特別会計損失回復資金」を設け、ここに返還金や寄付金を受け入れ、同奨励金へ返済すること、また、犯行再発防止のため会計処理の詳細規程を制定するなど事件関連6議案が可決された(8日付、15日付。中外日報20日付などに同類記事)。なお、中村康隆・前浄土門主(総本山知恩院門跡)の辞任に伴い、後任に坪井俊映・大本山金戒光明寺法主が25日に就任する(15日付)。 曹洞宗は2月19日-24日、東京の宗務庁で通常宗議会を開いた。<最大の関心事>は多々良学園問題で、教団が賠償を請求されているのは7件約37億4、134万円だが、今議会で<新たな進展をみるにはいたらなかった>。事件に関する宗議会の調査委員会は今議会で廃止。報告書は議員には開示されたが、裁判の関係で全寺院には開示されないまま(15日付)。 |