*宇佐神宮、後継者問題で紛糾

*宇佐神宮、後継者問題で紛糾

記事年月 2009年1月-3月
号数 42
媒体 国内
大分類 【A-1.神道】
国名 日本
トピック
記事タイトル *宇佐神宮、後継者問題で紛糾
本文テキスト  宇佐神宮(大分県宇佐市)の責任役員会と氏子総代会は2月24日、同神宮の権宮司、到津克子(いとうづよしこ)氏を宮司に選出した。克子氏は到津公斉氏の長女。到津家は代々、同神宮の宮司職を相伝してきたが、78代宮司の公斉氏が体調を崩したため、2006年5月から同県中津市の薦(こも)神社の宮司、池永公比古氏が代役として後任についていた。しかし2008年8月に池永氏、2009年1月に公斉氏が死去。宮司職は空席となっていた。
 これに対し神社本庁は26日、克子氏の経験不足を理由に、大分県神社庁長の穴井伸久氏を後任の特任宮司に指名した。克子氏側は、同神宮の宮司の「一子相伝の就任秘儀」は自分だけが継承していると反発。28日に同神宮の脱退届を同庁へ提出したが却下された(大分合同・夕 3/5、読売・北九州 3/9ほか)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る