*ハラル専門店バーガーは差別か否か
記事年月 | 2010年1月-3月 |
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号数 | 46 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
記事タイトル | *ハラル専門店バーガーは差別か否か |
本文テキスト | 欧州の大手ハンバーガー・チェーン「クイック」が、ハラル食材(イスラム教の戒律にのっとった食材)を扱う専門店を展開したところ、逆差別との批判の声があがっている。「クイック」はフランス国内に展開する350店舗のうち、イスラム教徒が多く住む北部ルーベや南部マルセイユなどの8店舗を実験的にハラル専門店とした。豚のベーコンを七面鳥の燻製に、牛肉をハラル製品に代えた。これに対し極右政党が「フランスのイスラム化だ」と反発。また2月18日には左派のルーベ市長もハラル以外の肉が選択できないことを告訴した。19日から司法当局が捜査を始めた。マルセイユ市長も「選択の自由が必要」と批判している(東京 2/22ほか)。 |