*全国でカースト調査、80年ぶり
| 記事年月 | 2010年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 48 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | インド |
| トピック | |
| 記事タイトル | *全国でカースト調査、80年ぶり |
| 本文テキスト | 政府は2011年6月から9月に、約12億人の国民全員について所属カーストを聞き取り調査することを決定した。カースト調査は1931年以来80年ぶり。調査を推進するのは低カースト層が支持基盤の複数の小政党で、低カースト層の人口の伸び率が高いことを背景に、国立大学や公務員の低カースト出身者優先枠の拡大を狙う。一方従来は「低カースト」と見なされていなかった農民などが、近年の経済発展から取り残されたために、自分たちの属するカーストを優遇措置の対象にするよう政府に要求する事例も起きている。数千あるといわれるカーストの相互関係は複雑で「低カースト」を明確に区分することは難しく、しかもこれまで優遇措置の認定は中央と州あるいは州ごとにバラバラに行われてきた。カーストをめぐるこのような混乱した状況が、「カーストの調査はカーストの存在の容認につながる」「優遇措置をめぐる議論が社会に亀裂をもたらす」との批判をおして調査が再開される背景にある(朝日 7/9、読売 9/16)。 |