*ロマ排除に対する批判
| 記事年月 | 2010年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 48 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | フランス |
| トピック | |
| 記事タイトル | *ロマ排除に対する批判 |
| 本文テキスト | 当局は8月19日から26日の1週間で、フランス国内の違法キャンプに居住していた少数民族ロマのうち800人余りを、ルーマニアとブルガリアに送還した。サルコジ政権の送還政策により、2009年は9、875人、2010年もすでに8千人以上のロマがフランスから退去させられている。これについて国連人種差別撤廃委員会は8月27日、特定の民族だけを大量に送還するのは差別であり、またロマ自身の同意を得ていないとして、送還を回避するよう勧告した。国内でも野党やカトリック教会を中心に批判が高まり、ロマ支援を行ってきたリールのカトリック神父は8月22日、政権への抗議を示すため、4年前に受章した国家功労賞を政府に返上した。またトゥールーズの大司教は8月27日、現在のロマ問題が「戦時中のユダヤ人差別と似ている」と演説した。ロマは欧州など世界各地に住む少数民族で、かつての「ジプシー」という呼称は現在差別用語とされている(西日本 8/23、東京 8/29ほか)。 |