*「家族承諾」による臓器提供が相次ぐ

*「家族承諾」による臓器提供が相次ぐ

記事年月 2010年7月-9月
号数 48
媒体 国内
大分類 【A-8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック
記事タイトル *「家族承諾」による臓器提供が相次ぐ
本文テキスト  脳死した本人の意思が書面で確認できない場合に家族の承諾で臓器提供できる改正臓器移植法が、7月17日に全面施行された。8月9日、交通事故で関東甲信越地方の病院に入院していた20代の男性患者が脳死と診断され、家族の承諾のみで臓器提供が実施されることが決まったと、日本臓器移植ネットワーク(東京都港区)が発表。改正法に基づく初の移植となった(朝日・東京 8/10、読売・東京 8/10ほか)。家族の承諾だけで提供されるケースはその後も相次ぎ、9月25日に10例目を確認。本人の意思に基づくものと合わせて2010年では14例目となったが、これにより07年、08年の13例を超えて年間最多となることが確定した(朝日・東京・夕 9/25)。
 なお、家族の承諾のみによる臓器提供が初めて実施された8月には、日本臓器移植ネットワークのホームページを通じて臓器提供を拒否する意思を登録した人が急増したことが、9月6日に判明。ネットワークへの意思表示は、臓器を、(1)脳死と心停止のいずれの場合も提供、(2)心停止の場合のみ提供、(3)提供しない、の三種類があるが、(3)はこれまで2%に過ぎなかったのに対し、8月の登録者では10%を占めた。(1)は86%、(2)は4%だった。意思表示の登録者も、8月は過去最高の7、270人に達し、従来の月平均の3.6倍となった(読売・東京 9/7)。
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