*「高田松原」被災松のゆくえ

*「高田松原」被災松のゆくえ

記事年月 2011年7月-9月
号数 52
媒体 国内
大分類 特設トピック
国名 日本
トピック 東日本大震災関連
記事タイトル *「高田松原」被災松のゆくえ
本文テキスト  震災で津波になぎ倒された岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」の松で作られ、鎮魂の思いが綴られている薪を、京都の伝統行事「五山送り火」(8月16日)の大文字で燃やす計画が7月上旬に明らかになっていたが、二転三転の後の8月12日、放射性セシウムが検出されたため京都市が中止を発表した(朝日・東京 8/13ほか)。なお、薪の言葉は、新たに燃やす予定の約1千本の護摩木に書き写された(読売・大阪 8/15)。
 14日には、成田山新勝寺(千葉県成田市)が、9月に行う震災犠牲者供養の「おたき上げ(柴灯大護摩供)」で被災松を使用することを明らかにした(東京・東京・夕 8/15)。同寺には、苦情など100件超の意見が寄せられたが、放射性物質は検出されず、9月25日には「東日本大災害復興」と書き込まれた30本の松が焚き上げられ犠牲者の冥福が祈られた(朝日・東京 9/26ほか)。
 なお、8月16日開催の「箱根強羅夏まつり」(神奈川県箱根町)の「大文字焼き」でも、被災松が供養のために引き取られ事前に公表されないまま燃やされていたことが、17日になってわかった(神奈川・横浜 8/18)。
 また、被災松から清水寺(京都市東山区)の仏像を制作する取り組みが27日から始められた。同寺が大日如来坐像の複製品の制作を京都伝統工芸大学校(京都府南丹波市)に依頼したもので、被災者らが少しずつノミを入れて削り、2012年3月11日に完成を予定している(朝日・東京 8/28)。
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