*社寺のキャッシュレス化についての社説
記事年月 | 2019年10月-12月 |
---|---|
号数 | 85 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 10月 |
国名 | 日本 |
トピック | 神社新報 |
記事タイトル | *社寺のキャッシュレス化についての社説 |
本文テキスト | 2019年10月1日の消費増税を受けて「経済優先社会を考える」と題した論説。政府は消費税率を10%に引き上げる一方、消費の冷え込みを抑えるため、キャッシュレス決済に対するポイント還元制度を期間限定で導入。おりしも「キャッシュレス元年」と呼ばれる2019年は、全国で約50の社寺が神符守札の授与や賽銭、宝物殿の拝観料等のキャッシュレス化を進めている。キャッシュレス化が参拝者増につながったという声もある一方、社寺にキャッシュレス化はなじまないとの意見も根強い。ポイントを貯めるシステムである以上、利用者増加は「損得勘定」によるとの見方もある。社説は戦後の経済至上主義が神々への信仰を失わせ社会に歪みをもたらしたとし、経済優先社会のあり方を再考するよう結んでいる(14日付)。 |