*大嘗祭に向けて勅裁社へ幣帛料と神宮奉幣(ほうべい)
記事年月 | 2019年10月-12月 |
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号数 | 85 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 11月 |
国名 | 日本 |
トピック | 神社新報 |
記事タイトル | *大嘗祭に向けて勅裁社へ幣帛料と神宮奉幣(ほうべい) |
本文テキスト | 10月29日、大嘗祭当日の奉幣のため、天皇は皇居に参内した明治神宮宮司に掌典長を通じて幣帛料を伝達。その幣帛料は11月5日に明治神宮記念館に集まった勅祭社の宮司に伝達された。勅祭社は礼祭や式年祭において勅使が参向し、天皇の幣帛が奉られる神社であり、現在は全国に16社ある。また11月8日には皇居「竹の間」にて、大嘗祭当日に伊勢神宮へ幣物を奉るため、「神宮に勅使発遣の儀」が行われた。1909(明治42)年の登極令では「大嘗祭ヲ行フ当日勅使ヲシテ神宮皇霊殿神殿並官国幣社ニ奉幣セシム」とされ、大正の大嘗祭では181社、昭和では201社の官国幣社に奉幣が行われた。平成では旧官国幣社への奉幣は行われなかったが、勅祭社への幣帛料が下賜された(18日付)。 |