＊初の生涯網羅の釈尊伝が完結
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 85 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 11月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 仏教タイムス |
| 記事タイトル | ＊初の生涯網羅の釈尊伝が完結 |
| 本文テキスト | 立正佼成会・中央学術研究所の釈尊伝研究会は11月16日、都内で28年にわたる研究成果を発表する完成報告会を開いた。森章司・東洋大学名誉教授を代表として、1992年に始まったもの。主に釈迦の成道から入滅までの45年間の歩みを編年体で記述したもので、従来は成道後が中心だった「仏伝」「釈尊伝」としては初のものだとされる。同研究チームは、パーリ語と漢文の原始仏典約1万2,500経のデータベースを作成し、そのうち約3,800経から「一時(あるとき)」の記述を析出。一年を3季に分類し、サンガにおける戒律の変遷などから事績と時期を特定していった。森氏はこの成果を踏まえて、「すべての事績を網羅した新しい釈尊伝を書きたい」と述べた（21日付。中外日報29日付に同類記事）。 |