*アフリカ留学生にキリスト教集会への参加禁止

*アフリカ留学生にキリスト教集会への参加禁止

記事年月 2019年10月-12月
号数 85
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 中国
トピック
タイトル *アフリカ留学生にキリスト教集会への参加禁止
本文  共産党が「海外勢力の宗教を介した侵入の阻止」を理由に外国とのつながりを持つ教会の取り締まりを実施していると10月18日付の『ビター・ウィンター』が報じた。9月に政府から、遼寧省のアフリカ出身の留学生のグループが出席していた政府公認教会「三自教会」(三自愛国教会)の責任者に対し、集会への外国人参加を禁止する命令が下された。こうした動きを受け、湖北省の大学に通う40人以上のアフリカ出身の留学生は誕生日会を装い極秘で祈りを捧げている。
 同紙が入手した様々な地域の大学が発行した文書からは、留学生と海外出身の教員の監督を強化し、信仰の状況を調査することを要求していることがわかった。家庭教会(非公認教会)の集会に参加している、または他の学生に布教活動を行っていることが判明した場合、直ちに退学処分が科せられる。実際に大学は中国人の同級生に布教したアフリカ出身の留学生を既に1人退学させていて、その学生はその後母国に強制送還されたという(クリスチャン11/3)。
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