*教会協議会が共産党勢力に指定され懸念の声
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | フィリピン |
| トピック | |
| タイトル | *教会協議会が共産党勢力に指定され懸念の声 |
| 本文 | 11月9日、世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事は、フィリピン教会協議会を国内の共産党軍事部門「新人民軍(NPA)」の「フロント(前線)」に指定したフィリピン政府の決定に重大な懸念を表明した。指定を受けたのは同協議会の他17の市民社会組織。トゥベイト氏が懸念する理由は、共産党のレッテルが貼られることによって治安部隊などによるフィリピン協議会への攻撃が正当化されやすくなるため。同協議会はドゥテルテ大統領が主導する麻薬撲滅戦争にこれまで一貫して反対してきており、すでに多くの教会関係者が逮捕や脅迫の対象になっているという。トゥベイト氏は政府の決定に断固反対し、人権の尊重と保護を要求すると述べた(キリスト11/21)。 |