*イスラム教徒の自治開始に向けて戒厳令延長なし
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | フィリピン |
| トピック | |
| タイトル | *イスラム教徒の自治開始に向けて戒厳令延長なし |
| 本文 | 12月10日、大統領府は2017年5月以来ミンダナオ島で発令されていた戒厳令を12月末の有効期限をもって解除するドゥテルテ大統領の意向を明らかにした。イスラム系反政府組織「マウテ」の分離独立闘争が同島マラウィ市で激化したことを受けて発令されたこの戒厳令はこれまでに3回延長。しかし、イスラム暫定自治政府樹立が軌道に乗り治安が回復傾向にあると判断され解除が決定した。国内外に治安回復をアピールし、投資の呼び込みで経済活性化につなげたい政府の思惑もあるという(日経・夕12/11ほか)。 [→『ラーク便り』75号47頁参照] |