*バングラテロ関与の容疑者ら7名に死刑判決
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | バングラデシュ |
| トピック | |
| タイトル | *バングラテロ関与の容疑者ら7名に死刑判決 |
| 本文 | 2016年7月に発生した、イスラム過激派組織が日本人7人を含む22人を殺害したテロ事件に対して、首都ダッカで開かれた特別法廷は11月27日、テロに関与したとして被告の男7人に死刑、証拠不十分として1人に無罪という判決を言い渡した。裁判官は判決において、被告7人を地元のイスラム過激派組織「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」の分派組織のメンバーであり、実行犯を支援したと断定。実行犯が子どもの前で人質を殺害したことや、バングラデシュの国是である世俗主義を貶めようとした「同情の余地はない」犯行として被告らを非難した。現地の捜査当局は、同テロ事件の容疑者21人を特定し、実行犯5人を含む13人を急襲作戦などで殺害。今回裁かれた8名は2018年7月に起訴され、検察側から全員が死刑を求刑されていた。判決に対して、被告側は上級審に控訴するとみられる(読売11/28ほか)。 [→『ラーク便り』72号小特集②参照] |