*「女性抑圧と不平等」展をめぐる論争
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | キルギス |
| トピック | |
| タイトル | *「女性抑圧と不平等」展をめぐる論争 |
| 本文 | 首都ビシケクの国立美術館で11月中旬~12月中旬、「女性の抑圧と不平等」を告発するフェミニストによる芸術展が開かれた。女性の裸体の形に仕立てたボクシングのサンドバッグや女性のあざや鼻血を強調する絵など出展された作品には、夫からの暴力や性の搾取、女性の役割を固定化する社会の慣習などに対する抗議の意図が込められていた。しかし一部の国会議員が芸術展の中止と女性館長の更迭を同国の文化省に要求。館長は辞職を余儀なくされるとともに、「過激」とされた6作品が撤去される事態へと発展した(東京・夕12/23)。 |