*イスラエルがイスラム聖戦の司令官殺害

*イスラエルがイスラム聖戦の司令官殺害

記事年月 2019年10月-12月
号数 85
媒体 国外
大分類 【B-4. 中東・西アジア】
国名 パレスチナ
トピック
タイトル *イスラエルがイスラム聖戦の司令官殺害
本文  11月12日、ガザ地区でイスラエル軍による空爆が行われ、イスラム主義武装組織「イスラム聖戦」の最高司令官バハ・アブアタ氏が殺害された。同軍は司令官がイスラエルに対するテロ攻撃を計画していたと主張する。イスラム聖戦はガザ地区を実効支配する「ハマス」に次ぐ規模を擁する組織で、イスラエルと敵対するイランから経済支援や武器提供を受けている。今回の攻撃を受けて、イスラム聖戦の指導者ナハラ氏は「全てのレッドライン(許容できない一線)を越えた」とイスラエルを非難した。ガザからイスラエル領内に300発以上のロケット弾が発射されイスラエル側も応戦するなど大規模な衝突への発展が懸念されたが、14日にエジプトの仲裁で停戦への合意が表明され交戦は収束した。イスラム聖戦の戦闘員ら34人が死亡、100人以上の負傷者が出た(日経・夕11/13ほか)。
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