*同性愛者矯正治療の禁止を無効化する条例案の提出
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
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| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
| 国名 | アメリカ |
| トピック | |
| タイトル | *同性愛者矯正治療の禁止を無効化する条例案の提出 |
| 本文 | ニューヨーク市議会のコリー・ジョンソン議長は9月12日、同性愛者や性同一性障害者に対する矯正治療を禁止した市条例を無効化する条例案を市議会に提出した。この治療法はコンバージョン療法と呼ばれ、米心理学会は「効果がないばかりか弊害を生む」と批判している。2019年1月に、保守系キリスト教組織が同条例は言論の自由に違反しているとしてニューヨーク市を連邦裁判所に提訴していた。保守派が多数を占める連邦最高裁判所に判断が委ねられた場合、矯正治療が保護される規定が定められる可能性が懸念されていたが、そのことを避けるために条例が取り下げられた形となった(クリスチャン10/6ほか)。 |