*騒音問題で除夜の鐘が中止に
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-2.仏教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| タイトル | *騒音問題で除夜の鐘が中止に |
| 本文 | 全国各地で除夜の鐘を中止したり、鐘を撞く時間を変更したりする寺院が後を絶たないと、各紙で報じられた。檀家の減少で撞き手がいないこともあるが、近隣の住民から騒音の苦情が寄せられることが主な中止の原因とされる。民事調停で防音パネルの設置などを求められて鐘撞きを中止した都内寺院や、同じく騒音問題から時間を変更し、昼や夕方に鐘を撞く寺院が紹介された。また全日本仏教会によれば、除夜の鐘のみならず法要や祈祷に対しても騒音の苦情が寄せられているという。騒音問題総合研究所の代表は、除夜の鐘や学校行事などに苦情が寄せられる状況について「迷惑だからというよりも『他人の音が許せない』という不寛容さが広まっている」とコメントしている(産経・東京12/29ほか)。 [→『ラーク便り』73号23頁参照] |