*条例施行後初の渋谷ハロウィーン

*条例施行後初の渋谷ハロウィーン

記事年月 2019年10月-12月
号数 85
媒体 国内
大分類 【A-3.習俗・慰霊】
国名 日本
トピック
タイトル *条例施行後初の渋谷ハロウィーン
本文  近年、ハロウィーンで渋谷駅前に人が集まり混乱が起きていることを受け、渋谷区は警備等の安全対策に約1億円を投じた。土曜日で特に人が多く集まる10月26日とハロウィーン当日の10月31日18時から翌朝5時には警備員百数十人を配置し、同区職員も巡回した。また同区は、路上飲酒禁止条例の規制エリア内にあるコンビニ等に酒類全般の販売自粛を要請した。ハロウィーン当日には、41店中36店がこの要請に協力した。警視庁も数百人規模で警戒態勢を敷き、機動隊員が動員された。路上飲酒についての指導件数は、10月31日18時から翌朝5時までで77組146人だった。またこの期間、警視庁は痴漢や窃盗の容疑で9人を現行犯逮捕している。同区長はハロウィーンの明けた11月1日、逮捕者が出たことを「残念に思う」とした上で「ここ数年では一番安全で安心感があった。酔っ払いもゴミもケンカも大きく減った」とし、条例や安全対策が一定の効果をあげたとする認識を示した(朝日・東京11/2ほか)。
[→『ラーク便り』83号34頁参照
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