*宗派を超えた慰霊神社祭

*宗派を超えた慰霊神社祭

記事年月 2019年10月-12月
号数 85
媒体 国内
大分類 【A-3.習俗・慰霊】
国名 日本
トピック
タイトル *宗派を超えた慰霊神社祭
本文  長崎市の枯松神社で11月3日、外国人宣教師サン・ジワンらを慰霊する神社祭が営まれた。同市黒崎地区では、江戸時代の禁教下に曹洞宗の檀家として身を潜めつつ、サン・ジワン神父らの下で信仰を続ける潜伏キリシタンがいた。明治時代になると、潜伏キリシタンらは「かくれキリシタン」とカトリックと仏教徒に分かれた。同祭はその三者の融和を図る目的で2000年から始められ、今回が20回目。2017年、2018年は別々に開催されたが、ローマ教皇の来日を控えることもあって3年ぶりの三者合同開催となった今回は、潜伏キリシタンの子孫ら約200人が集った。ミサの執行やオラショの奉納などが行われ、各々が祈りを捧げた(産経・大阪11/4)。
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