*共産党、即位の礼は欠席も皇室観に変化
記事年月 | 2019年10月-12月 |
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号数 | 85 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-6.政治と宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *共産党、即位の礼は欠席も皇室観に変化 |
本文 | 日本共産党は10月22日に行われた「即位礼正殿の儀」など、即位に関わる一連の儀式を欠席した。同党はかねて即位の儀式が憲法の国民主権や政教分離の原則に反すると主張しており、前回の代替わりの際も一連の儀式を欠席している。 一方でかつて天皇制打倒を訴えていた党の皇室観は、「2004年綱領」に「天皇の制度は憲法上の制度」などと明記されて以降、変化しつつある。天皇の即位に祝意を示す「賀詞」について、前回は反対したが、今回は賛成に転じた。また6月4日付の機関紙『しんぶん赤旗』は、志位和夫委員長の女性・女系天皇に賛成する旨の発言を掲載。こうした姿勢軟化の背景には、野党連合政権の樹立を目指すうえで他党と足並みを揃える狙いがあるとみられている(産経・東京10/10、毎日・東京10/23ほか)。 |