*大嘗祭の供物や廃材、再利用へ
記事年月 | 2019年10月-12月 |
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号数 | 85 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-7.皇室】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *大嘗祭の供物や廃材、再利用へ |
本文 | 大嘗祭に際して47都道府県から奉納される特産の農水産物「庭積机代物(にわづみのつくえしろもの)」について、宮内庁の西村泰彦次長は11月18日の定例会見で、埼玉県所沢市の国立障害者リハビリテーションセンターに提供すると発表した。庭積机代物は大嘗宮(だいじょうきゅう)の一角に並べて神々に見てもらう「供覧神饌(きょうらんしんせん)」で、陛下が儀式で直接使う「饗応(きょうおう)神饌」とは異なる。大嘗祭では神前に供えられた食べ物は埋納する習わしとされ、前回の大嘗祭では庭積机代物も埋設処分されたが、今回は10月1日に施行された食品ロス削減推進法など社会状況を踏まえ前例を見直す方針に転換された(東京・東京11/19ほか)。また12月9日には大嘗宮の廃材をバイオマス発電の燃料として使用することも明らかにされた(読売・東京12/10)。 |