*アチェ州のむち打ち刑に初の女性執行官
| 記事年月 | 2020年1月-3月 |
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| 号数 | 86 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | インドネシア |
| トピック | |
| タイトル | *アチェ州のむち打ち刑に初の女性執行官 |
| 本文 | 2019年12月10日、国内で唯一イスラム法(シャリーア)に基づくむち打ち刑などの罰則が定められているアチェ州で、初めて女性の刑執行官がむち打ち刑を執行した。この刑罰はこれまで男性執行官が執り行ってきたが、婚前性交渉や公共の場で愛情表現を行った女性が摘発される事件が増えていることを受けて、女性の受刑者には女性の手で刑を執行しようという方向に進んでいる。シャリーア警察によれば、同じ市民をむち打つ行為に抵抗感を持つ人が多いため女性執行官の設置は簡単ではないが、新人執行官には神の法に違反した者に容赦すべきでないことを納得させるという。すでに8人の女性警官が執行官に選出され、損傷を抑える適切なむち打ち技術の訓練が行われている(The Japan Times2/1)。 |