*首都のモスクから東南アジアに感染拡大か
| 記事年月 | 2020年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 86 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | マレーシア |
| トピック | |
| タイトル | *首都のモスクから東南アジアに感染拡大か |
| 本文 | 集団礼拝をきっかけに新型コロナウイルスの感染者が増加したことを受けて、3月13日、ムヒディン首相は集団礼拝を含む大規模集会の禁止に踏み切った。マレーシアで感染拡大が目立ち始めたのは、首都クアラルンプールのモスクでイスラム教徒の大規模集会が開催された2月27日~3月1日。これに外国人1,500人を含む1万6千人が参加し、3月12日にその参加者の中から最初の感染者が確認された。その後、10~100人単位で連日の増加を見せ、19日にはASEAN諸国最多の感染者数900人を記録。その6割以上が首都での集会参加者だったことが分かった。さらに、隣国ブルネイで感染が確認された人の多くもクアラルンプールの集会に参加していたことが判明。カンボジア、ベトナム、シンガポールなどで確認された感染者にも集会参加者がいたことが分かり、東南アジア全域への拡大が懸念されている(読売3/20ほか)。 |