*アク・ベシム遺跡の発掘調査、イスラム教普及の可能性を示唆
| 記事年月 | 2020年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 86 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | キルギス |
| トピック | |
| タイトル | *アク・ベシム遺跡の発掘調査、イスラム教普及の可能性を示唆 |
| 本文 | 近年、日本の調査団によるキルギスのアク・べシム遺跡の調査が進み、シルクロードを通じたイスラム教普及の可能性を示唆する発見がなされている。1月25日に行われた帝京大学シルクロード学術調査団の発表によれば、出土した動物の骨を調べた結果「(豚の可能性がある)イノシシ属がイラン系のソグド人が形成した街の初期段階で姿を消している」ことなどが明らかとなり、豚肉食を禁じるイスラム教が当時既にかかる地域に普及していた可能性があるとのこと。なお、同遺跡は5~7世紀ごろに建設された都市などからなり、世界遺産に登録されるシルクロードの構成資産である(山梨日日1/26)。 |