*新型コロナウイルス対策でメッカ巡礼禁止
| 記事年月 | 2020年1月-3月 |
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| 号数 | 86 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | サウジアラビア |
| トピック | |
| タイトル | *新型コロナウイルス対策でメッカ巡礼禁止 |
| 本文 | 2月27日、イスラム教の二大聖地を擁するサウジアラビアの政府は、新型コロナウイルス感染防止策として聖地メッカ巡礼目的の外国人の入国を一時停止すると発表した。メッカ巡礼には巡礼月のハッジ(大巡礼)とそれ以外の時期に行うウムラ(小巡礼)があり年間約700万人がメッカを訪問するため、急激な感染拡大の懸念があると判断された。また聖地メディナに位置するムハンマドの霊廟「預言者のモスク」への訪問も一時的に制限された(東京2/28ほか)。3月9日には2つの聖地への自国民や国内居住者の巡礼の凍結も決定され、メッカのカーバ神殿は閑散とした。17日からは聖地以外のモスクでの礼拝が禁止され、自宅での礼拝が推奨された。演説を行ったサルマン国王は「困難な時を迎えているが、必ず過ぎ去る」と国民に訴えた(読売3/20ほか)。 |