*リヨン大司教、性的虐待問題を受け退任
記事年月 | 2020年1月-3月 |
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号数 | 86 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
タイトル | *リヨン大司教、性的虐待問題を受け退任 |
本文 | バチカンは3月6日、2002年からリヨン大司教を務めてきたフィリップ・バルバラン枢機卿の大司教職退任を発表した。同枢機卿は、ベルナール・プレイナ神父による少年への性的虐待を隠蔽したとして、2019年3月にリヨン地方裁判所から執行猶予付き禁錮刑を宣告されていたが、控訴院は2020年1月30日、一審判決を覆して無罪を言い渡した。同枢機卿は一審判決後、教皇に大司教職退任願を提出していたが、バチカン側は控訴院判決まで判断を留保するとしていた。控訴院判決後、同枢機卿は改めて教皇に大司教職退任願を提出し、今回の退任が認められた(カトリック3/22)。 |