＊シベリア遺骨、大半は日本人主体の埋葬地ではないと判明
| 記事年月 | 2020年1月-3月 |
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| 号数 | 86 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-3．習俗・慰霊】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| タイトル | ＊シベリア遺骨、大半は日本人主体の埋葬地ではないと判明 |
| 本文 | 戦没者遺骨の取り違え問題で、厚生労働省の外部有識者による専門家チームは3月25日、シベリアで遺骨収集を行った埋葬地9ヶ所のうち7ヶ所が「日本人を主体とした埋葬地ではなかった」とする報告書をまとめた。DNA型鑑定により、460人分を収容していた埋葬地7ヶ所で収集された遺骨の多くについて、日本人である可能性が低いと判明した。報告書では、現地住民のあいまいな証言をもとに発掘場所を決めたことや、ロシア側の鑑定資料の正確性を疑問視。今後はDNA型鑑定の結果が出る前に現地で焼骨を行わないことや、国が責任をもってすべての遺骨の鑑定を行うことを求めた。さらに現地で慰霊の場を設けるなど、遺族感情にも配慮するよう提言した（東京・東京・夕3/26、東京・東京3/28ほか）。 ［→『ラーク便り』85号29頁参照］ |