*麻原長男への尊称禁じる判決
記事年月 | 2020年1月-3月 |
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号数 | 86 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-5.新宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪) |
タイトル | *麻原長男への尊称禁じる判決 |
本文 | 麻原彰晃元死刑囚の長男が、アレフの催事で名前などを使われ、自己決定権を侵害されたとして同教団と幹部らに本名と尊称の使用差し止めや総額4千万円の損害賠償などを求めた裁判で、東京地裁は3月25日、「皇子」などの尊称や写真の使用差し止めと100万円の支払いを命じる判決を下した。判決によると、アレフは2014年、長男の誕生日に合わせて、全国の道場で後継者として教団に復帰することを願う「生誕祭」を開いた。一方の長男は、2014年1月以降、複数回アレフに抗議し関係を否定していたが、当該催事が開かれたことにより、同年10月、提訴に踏み切ったという。裁判長は、催事の強行によって長男がアレフと密接な関係にあるとの疑念を持たれると指摘。さらに、麻原元死刑囚が定めた尊称を用いることは長男の「人格権を侵害する」とも述べた(産経・東京3/26、東京・東京3/26)。 |