*「復興の火」巡回イベント規模縮小、五輪延期により聖火リレーも見送り

*「復興の火」巡回イベント規模縮小、五輪延期により聖火リレーも見送り

記事年月 2020年1月-3月
号数 86
媒体 国内
大分類 【A-8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック
タイトル *「復興の火」巡回イベント規模縮小、五輪延期により聖火リレーも見送り
本文  東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は、3月13日、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城・岩手・福島の3県を聖火が巡回展示する「復興の火」関連イベントを、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、規模を大幅に縮小すると発表した(読売・東京3/14)。20日に宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に到着した聖火を出迎える式典も無観客で実施されたが、会場近くでは多くの住民が空を見上げ、聖火到着式で披露されたブルーインパルスの展示飛行に目を細めた。宮城県内を移動した聖火は23日には岩手県大船渡市で展示され、24日には福島県に移り一般公開された後、26日に「復興五輪」の象徴として選ばれたJヴィレッジ(福島県楢葉町・広野町)から聖火リレーがスタートする予定であった(日経・東京3/21、日経・東京・夕3/23ほか)。
大会組織委員会は、23日からはじまった東京五輪・パラリンピック延期の検討の中で、聖火リレーの一般ランナー参加取り止めなど大幅縮小の方向で調整に入り、24日には聖火ランナーによるリレー方式の中止を発表(東京・東京3/24、日経・東京・夕3/24)。しかし24日夜には東京五輪・パラリンピックの延期が正式決定されたことにより、26日からの聖火リレーは中止となった。聖火は当面、福島県内で保管される(毎日・東京3/25、3/26)。
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