*大阪の一心寺、納骨受け入れ制限へ
記事年月 | 2020年1月-3月 |
---|---|
号数 | 86 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 1月 |
国名 | 日本 |
トピック | 中外日報 |
タイトル | *大阪の一心寺、納骨受け入れ制限へ |
本文 | お骨仏の寺として知られる浄土宗一心寺は、2021年から納骨の受け入れを制限すると発表した。主に関西では、大きめの骨壷に「胴骨」を入れて各家庭の墓地へ、喉仏など一部の骨を「本骨」として小さな骨壷に入れて各宗派の本山に分骨する慣習がある。同寺でも遠方から移住した人などがいつでも参拝できるよう宗派を問わず年間2万件以上の納骨を受け付け、10年ごとに遺骨を粉末化して骨仏を造立していた。しかし近年では、墓を持たずに全遺骨を持参したり、「改葬」によって持ち込むケースが増加。土や石が混じり、骨仏を造る作業にも支障が出ていた。今後は規定サイズ以下の骨壷のみを受け付けるとともに、改葬によるものは一切受け付けない方針だという(17日付)。 |