*「未来と芸術」展評
記事年月 | 2020年1月-3月 |
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号数 | 86 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 2月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
タイトル | *「未来と芸術」展評 |
本文 | 『クリスチャン新聞』は、森美術館で11月19日から開催された「未来と芸術」展に関する批評を掲載した。同展のコンセプトは、人工知能や細胞工学など、人間や社会の根幹を変えるような先端技術がもたらす未来を可視化するというもの。身体能力を増強した乳児や、動物と人間の交配、遺伝的に3人の親を持つ子どもなどをモチーフに、生命と倫理の問題を問う作品や、孤独死する人のそばで「私がいます。慰めてあげます」と語るロボットなど、「人間の価値とは何か」を問いかける展示内容。『クリスチャン新聞』は、企画者の南條史生氏の「アートと科学の境界線が消滅している」という言葉を引用しつつ、「人類の未来がかかわる技術については、宗教者の役割も期待される」と提起した(ク2日付)。 |