*カトリック司教の葬儀を政府が規制

*カトリック司教の葬儀を政府が規制

記事年月 2020年4月‐6月
号数 87
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 中国
トピック
タイトル *カトリック司教の葬儀を政府が規制
本文  政府当局は、河南省南陽市で5月9日に行われたジョセフ・朱宝玉司教(98)の葬儀に規制を課した。朱司教は7日に老衰のため死去したが、葬儀の参列者は40人に限定され、遠隔地からの移動を制限された。教区民が葬儀の写真を撮ることも禁止され、携帯電話を没収されたり、写真を削除されたりした。朱司教は1957年に司祭叙階後、共産党当局に逮捕され、20年近く「強制労働による改造」に苦しめられた。73歳で南陽教区の副司教に非公然に叙階され、2002年に81歳で南陽司教に就任した。南陽教区には司祭20人強、修道女約50人、2万人以上の信者がいる。当局は、あたかも南陽教区が存在しないかのように振る舞っていることから、司教の死についてのニュースも伝えていない可能性がある(キリスト5/21)。
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