*マレーシア人留学生の被爆を伝える日本語教材公開
記事年月 | 2020年4月‐6月 |
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号数 | 87 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | マレーシア |
トピック | |
タイトル | *マレーシア人留学生の被爆を伝える日本語教材公開 |
本文 | アジア太平洋戦争中に「南方特別留学生」として来日し広島で被爆した若者の記憶を伝える日本語学習教材の絵本『ヒロシマにいた友だち』が、クアラルンプール日本文化センターのホームページで公開されている。制作したのはマレーシア在住の日本語教師・桧山(ひやま)純子さんとその長女ヒヤマ・ザズリさん。絵本には、国費留学生としてマレーシアから現在の広島大学に留学中だったニック・ユソフさんとサイド・オマールさんが19歳で被爆死し、生き延びて帰国したアブドル・ラザクさんが88歳で亡くなるまで被爆体験を語り継いでいた事実が語られている。ユソフさんとオマールさんの墓は日本国内にあり、毎年墓前に足を運ぶ日本人もいるという。桧山さんは「南方特別留学生が被爆していた事実や、広島の人たちの追悼の気持ちを知ってもらいたい」と語る(中国4/20)。 |