*イスラム過激派による連続爆破テロより1年
記事年月 | 2020年4月‐6月 |
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号数 | 87 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | スリランカ |
トピック | |
タイトル | *イスラム過激派による連続爆破テロより1年 |
本文 | 4月21日、日本人1人を含む250人以上が死亡した連続爆破テロから1年が経った。捜査当局は、犯行に関与したとみられる「イスラム国(IS)」の影響を受けたイスラム教過激派組織の掃討作戦を継続しており、警察の報道官は19日の記者会見において「第2弾のテロ計画もあった。過激思想を広める組織が作られ、訓練も行われていた」と説明するとともに、これまでに計197人を逮捕したことを明らかにした(読売4/23ほか)。ただし、捜査当局は現在も130人以上を拘束して取り調べを継続しているものの、いまだに事件の全容解明には至っておらず、市民の間では大規模テロへの不安や異なる宗教への不信感は拭い切れていない。なお、新型コロナの影響もありテロ発生から1年を記念する追悼行事は中止となった(毎日4/21)。 [→『ラーク便り』83号小特集④参照] |