*ロシア軍事大聖堂の除幕式
記事年月 | 2020年4月‐6月 |
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号数 | 87 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | ロシア |
トピック | |
タイトル | *ロシア軍事大聖堂の除幕式 |
本文 | 6月14日、モスクワ郊外で「軍事大聖堂」の除幕式が行われた。軍や軍人を祝福するこの大聖堂は、国防省主導で2018年に着工、第二次世界大戦の戦勝75周年に合わせ2020年完工した。聖堂は高さ約95m。ロシア正教会総本山「救世主キリスト大聖堂」の約103m、「聖イサク寺院」の約101mに次ぐ。なお、建設途中の4月には、キリスト教の聖人画と並んで、プーチン大統領やショイグ国防相ら政府高官を描いたモザイク画が聖堂内に設置されることが判明、批判が殺到していた。同モザイク画には、スターリンの姿や、クリミア併合を誇示するスローガンも描かれていた。『ベドモスチ』紙はモザイク画設置の発覚を受け、「これを人が神と対話する真正な聖堂と呼ぶのは難しい。むしろ領土獲得や現体制を賛美する記念碑だ」と批判。ネット上で反発が広がる中、聖堂はモザイク画の撤去を決めた(産経6/16ほか)。 |