*大統領が外出制限に反対、「祈りの日」を設ける
| 記事年月 | 2020年4月‐6月 |
|---|---|
| 号数 | 87 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
| 国名 | ブラジル |
| トピック | |
| タイトル | *大統領が外出制限に反対、「祈りの日」を設ける |
| 本文 | キリスト教福音派を支持基盤とするブラジルのボルソナロ大統領は、経済活動を優先し新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出制限に反対の姿勢を貫いている。4月3日には外出制限は大量の失業者を生むと述べ、福音派の要請に応じて4月5日を「悪から解放されるための祈りと断食の日」とするようラジオで呼びかけた(産経4/6)。さらに16日には厳格な外出制限を主張した保健相を解任した(毎日4/19)。アマゾン川流域では、外部との接触が少なく免疫力が低い先住民への感染も懸念されており、5月4日には先住民族指導者らが、ボルソナロ政権が先住民居住地をウイルス対策の対象に入れてこなかったと批判し、居住地での感染対策のための基金を設立するようWHOに訴えた(赤旗5/6)。 |