*朝鮮人虐殺追悼式典、都の対処をめぐり知識人らが抗議声明
記事年月 | 2020年4月‐6月 |
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号数 | 87 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *朝鮮人虐殺追悼式典、都の対処をめぐり知識人らが抗議声明 |
本文 | 関東大震災直後に流言・デマで軍や警察、自警団などに虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典開催に対する東京都の対応について、知識人ら117人が6月11日に抗議声明を発した。都は2019年末、式典実行委員会に対し、会場となる都立横網町公園の使用許可の条件として「誓約書」の提出を要請。公園管理の支障となる行為を行わないよう参加者に指導することなどを求める内容で、守られない場合は中止・不許可とする可能性があることも示唆している。都の対応の背景には2017年以降、排外主義右翼団体「そよ風」が同時刻に同じ会場で集会を開くようになったことがある。都は「誓約書」提出を両団体の「トラブル」を回避するためと説明しているが、知識人らは抗議声明で「そよ風」が「死者を冒とくし民族差別を扇動」しているとして、両団体を同列に規制するのではなく「『そよ風』の集会に対し、東京都人権尊重条例の精神に基づいて対処するべき」だと主張した(赤旗6/12、朝日・東京6/12)。 |