*志村けんさんの死で危機意識に変化?
| 記事年月 | 2020年4月‐6月 |
|---|---|
| 号数 | 87 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| タイトル | *志村けんさんの死で危機意識に変化? |
| 本文 | 新型コロナウイルスによる肺炎で死去したタレント・志村けんさんの訃報が、人々の危機意識を高めたとの調査結果が相次いで報じられている。橋元良明・東京女子大学教授らが4月に10~60代の男女を対象に行った調査(回答数3,192)では「新型コロナに対し、身の危険を強く現実的なものとして認識した出来事」についての質問で、「志村けんさん死去」(60.5%)との回答が「政府による緊急事態宣言」(41.9%)を上回って最多だった(産経・東京5/2ほか)。 また鳥海不二夫・東京大学大学院准教授は、1月半ばから3月末までにツイッターに日本語で投稿された、新型コロナウイルス関連のツイート約2千万件を分類。3月20日には約5%だった「怖」の感情を含むツイートが、志村さんの訃報が流れた後の30日には約15%に急増したことを明らかにした。鳥海氏は「百万の統計データよりも有名人の死という一つの物語が人々の行動を変えることがある」と分析する(東京・東京・夕4/7ほか)。 |