*東京都の週末の外出自粛要請へのキリスト教諸教派の反応
記事年月 | 2020年4月‐6月 |
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号数 | 87 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 4月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
タイトル | *東京都の週末の外出自粛要請へのキリスト教諸教派の反応 |
本文 | 東京都が3月25日、週末の外出自粛を要請したことに対し、同27日、日本基督教団は公式サイトにて、「一人ひとりが、諸教会・伝道所が、諸教区(支区 地区 分区)が、神に向かって真摯に祈り、最も良い答えを見出させていただ」くことを尊重すると発表した。4月10日、日本キリスト教協議会(NCC)神学宣教委員会が、「細心の注意を払いながら集まり、礼拝することを選んだ群れ」と「『いのち』への脅威を避けるため集まることを断念した群れ」それぞれの判断を尊重し、唯一の「答え」を掲げないとする文書を発表した。 一方、カトリック東京大司教区は、これに先立つ23日、「新型コロナウイルス感染症に伴う3月30日以降の対応」として、公開のミサを中止することを発表した。非常に残念で、心苦しく思っていると述べられ、自粛の理由は「自身が感染しないようにするためではなく、意識しないまま感染源となり、他の方を危険にさらす可能性を避けるため」と強調した。また、4月1日、日本ハリストス正教会東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)は、新型コロナウイルスへの感染から信徒を守るため、4月4日以降、全ての祈祷を非公開とすると発表した(キ11日付。ク12日付に首都圏のプロテスタント系各教会の対応に関するアンケート結果)。 |