*曹洞宗メルマガでコレラ対応を紹介
記事年月 | 2020年4月‐6月 |
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号数 | 87 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 4月 |
国名 | 日本 |
トピック | 文化時報 |
タイトル | *曹洞宗メルマガでコレラ対応を紹介 |
本文 | 曹洞宗は新型コロナウイルスの対策について考えてもらおうと、月2回発行のメールマガジン「曹洞禅メルマガ」108号に明治期のコレラ対策を紹介する記事を掲載した。メールマガジンでは1880年に内務省から提示された『虎列刺(コレラ)予防諭解』を各仏教教団が印刷、配布したことを紹介。『諭解』ではコレラ流行は神仏の罰や悪魔の仕業ではないとして、各自の正しい予防を奨励しており、曹洞宗務局(現・曹洞宗宗務庁)も各自が『諭解』を熟読して身体の健全を保つよう促していたという。またメールマガジンでは、曹洞宗務局が加持祈祷を妄信して医学的対応を妨げることのないよう呼び掛けたことに触れ、「現代のわれわれも、とにかく冷静、かつ正確な対応を心掛けたいものです」としている(22日付)。 |