*先住民の「拘束中の死」に抗議
| 記事年月 | 2020年7月ー9月 |
|---|---|
| 号数 | 88 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | オーストラリア |
| トピック | |
| タイトル | *先住民の「拘束中の死」に抗議 |
| 本文 | オーストラリアの各地で7月4~5日、米国で起きた人種差別への抗議に連帯し、警察の拘束下で多くの先住民アボリジニが死亡している問題を取り上げ、差別的対応の是正を訴えるデモ行進や集会が行われた。数千人が参加したシドニー近郊の集会では、先住民の人々を追悼する儀式から始まった。同国では、警察の勾留施設や刑務所にいる間や、警察の逮捕時に死亡するケースが「拘束中の死」と呼ばれ、とくに先住民に目立つと指摘されてきた。1991年以降、400人以上の先住民が死亡しているが、有罪となった警官は一人もいない。集会の主催者は地元テレビで、司法や政府の調査委員会にも訴えたが、是正されていないと述べた(朝日7/28ほか)。 |