*新型コロナにより閑散としたバガン遺跡で盗掘が相次ぎ発生
| 記事年月 | 2020年7月ー9月 |
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| 号数 | 88 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | ミャンマー |
| トピック | |
| タイトル | *新型コロナにより閑散としたバガン遺跡で盗掘が相次ぎ発生 |
| 本文 | 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い観光客が激減したミャンマー中央部に位置するバガン遺跡で盗掘が相次いでいる。バガン遺跡は2019年に世界文化遺産に登録されたアジア最大級の仏教遺跡群であり、約40平方kmの平野に、大小3千とも言われる仏塔や寺院が点在する。しかし、新型コロナの拡大を受けて観光客向けの施設などを中心に同地は閑散とし、小さな仏塔や寺院群では管理人が不在となった。その結果、6月頃より遺跡から仏像や古代の硬貨、宝玉などを持ち去る盗掘団による盗難事件が頻発。事態を重くみた地元当局は、警察と消防からなるパトロール隊を組織し遺跡の警備を強化しているものの、敷地が広大なために窃盗被害から守ることにも限界があるという(東京スポーツ7/17)。 |