*モスク跡に建設されるヒンドゥー教寺院の定礎式にモディ首相が出席
| 記事年月 | 2020年7月ー9月 |
|---|---|
| 号数 | 88 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | インド |
| トピック | |
| タイトル | *モスク跡に建設されるヒンドゥー教寺院の定礎式にモディ首相が出席 |
| 本文 | 8月5日、北部アヨーディヤーのモスク跡地に建設されるヒンドゥー教寺院の定礎式にモディ首相が出席した。同首相は「寺院は我々の文化と愛国心の象徴になるだろう」と演説するなど支持基盤であるヒンドゥー教徒にアピールしたものの、同跡地の所有権を巡り法廷で争っていたイスラム教徒や同国の世俗主義を尊重する人々から首相の言動に対する批判があがっている。なお、同地を巡っては、イスラム系の王国であるムガル帝国が1528年にモスクを建てた後、ヒンドゥー教徒が「ラーマ神の生誕地」であると主張し1992年にモスクを破壊した。その後、双方の衝突で約2千人が死亡し、2002年にも約千人が死亡するなどの衝突が起きている(読売8/6ほか)。 [→『ラーク便り』85号50頁参照] |