*死刑反対の抗議を受け、異例の死刑執行猶予
| 記事年月 | 2020年7月ー9月 |
|---|---|
| 号数 | 88 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イラン |
| トピック | |
| タイトル | *死刑反対の抗議を受け、異例の死刑執行猶予 |
| 本文 | 7月15日、司法当局は反政府デモに参加した若者3人への死刑執行を猶予する異例の判断を下した。3人は2019年11月にガソリン代値上げへの反発をきっかけに始まったデモに参加し、銀行やバスに放火したとされる。国家反逆罪に問われ、2020年2月に死刑が確定。7月に入って最高裁判所が死刑判決を支持したことが発表された。ところが、直後からSNS上で死刑反対の声が広がり、国外でも抗議運動が行われたため、イラン政府は執行猶予を決定。外交関係の悪化や国民の不満の増大を避けたい政府の思惑が今回の判断につながったとされる(朝日7/17ほか)。 |