*サグラダ・ファミリア、限定公開されるも完成は延期
| 記事年月 | 2020年7月ー9月 |
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| 号数 | 88 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | スペイン |
| トピック | |
| タイトル | *サグラダ・ファミリア、限定公開されるも完成は延期 |
| 本文 | 7月4日、カタルーニャ自治州の州都バルセロナにあるサグラダ・ファミリア教会が、医療関係者や警察関係者、NGO関係者などに参拝者を限定して公開された。同教会は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて3月から閉鎖されているが、「新型コロナウイルス感染症拡大阻止に向けた戦いの最前線にいる人々」に感謝を示すため、今回の限定公開に踏み切った。教会は次の段階として、バルセロナ住民への限定公開を予定しているという(東京7/6ほか)。世界遺産である同教会は、建築家のアントニ・ガウディによって設計され、1882年に建設が始まってから未だ完成していない。教会の建設担当者は9月16日の記者会見で、これまではガウディの没後100年にあたる2026年の完成を目指していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う収入激減により、2026年の完成はほとんど不可能になったことを明らかにした。同教会の建設費は入場料や寄付により賄われているが、2020年7月の一日平均入場者数は、2019年の約1万5千人から2千人程度に落ち込んだ(東京・夕9/18ほか)。 |