*黄檗宗寺院住職が虚偽登録で実刑確定

*黄檗宗寺院住職が虚偽登録で実刑確定

記事年月 2020年7月‐9月
号数 88
媒体 国内
大分類 【A-2.仏教】
国名 日本
トピック
タイトル *黄檗宗寺院住職が虚偽登録で実刑確定
本文  黄檗宗寺院「安城寺」(愛媛県松山市)の住職が寺の土地建物に虚偽の登記を行い、不動産会社に損害を与えたなどとして背任や詐欺罪に問われていた裁判で、最高裁第一小法廷は7月29日付で住職側の上告を棄却する決定を下した。これにより懲役6年とする1、2審判決が確定した。1、2審判決によれば、被告は虚偽登記によって不動産会社に損失を与えたほか、黄檗宗関連施設の改修工事があると偽って別の建設会社社長から3億円をだまし取った。弁護側は檀家総代が単独で行ったとして無罪を主張していたが、2018年5月の1審、2019年5月の2審ともにどちらの事件も共謀を認める判決を下していた(愛媛・松山8/1ほか)。
[→『ラーク便り』79号25頁参照]
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